大人の発達障害の悩み
例)・仕事や日常生活でのミスが多い ・片付けができない ・忘れ物が多い ・感情のコントロールができない ・同時に作業ができない ・段取りが上手くできない ・依存症(ギャンブル、買い物、アルコール等)がある
お子様の悩み
例)・不登校 ・発達障害(落ち着きがない、友達ができない、授業に集中できない、学力不振など)ではないかと思う ・親子関係がうまくいかない ・ゲームばかりやっている
先行きが見えない現在、心が疲れてしまった人が大人も子どもも関係なく増えたと感じています。特にコロナ禍の小学生高学年の15%、中学生の24%、高校生の30%に、中程度のうつ症状が見られたとのアンケート結果や、不登校の児童生徒も過去最高を記録するなど、子どもたちの心は危機的な状況にあると考えています。
そして、子どもたちを支える保護者の約30%にうつ症状がみられるなど、保護者の心のケアも見逃せない問題です。
また、大人の発達障害という言葉も近年注目されています。うつ病や適応障害などの精神的な病気や、人間関係がうまくいかない、仕事がうまくいかないといった不適応の背景に、見過ごされてきた発達障害があるのではと考えられるようになりました。
当ルームは医療機関ではないので、発達障害の診断、治療、投薬はできませんが、自己理解を促し、カウンセリングを効果的に進めるために発達検査(WISC-Ⅳ、WAIS-Ⅳ)を利用しています。ご希望の方はぜひご利用ください。
「心が苦しいとき」「心が疲れた時」「心をコントロールできないとき」など、カウンセラーに話をして、心の整理をしてみませんか? カウンセリングでは話をしながら心の整理をするお手伝いをし、よりよい生き方を一緒に考えていきます。どうぞ一人で悩まずに、お気軽にご相談ください。
・診断、投薬を受けることはできますか?
医療機関ではございませんので、診断、薬の処方などの医療行為はできません。カウンセリングは対話によって心の問題を明確化し、問題点を整理していくお手伝いをいたします。
・相談内容は秘密にしてもらえますか?
臨床心理士、公認心理師には守秘義務がございます。お話しされた内容を外部に漏らすことはありません。ただし、例外規定がございます。詳しくは、カウンセリング利用規約をお読みください。
・家族についての相談でもいいですか?
ご本人が来室できない場合、ご家族の相談も受け付けます。
・持っていくものはありますか?
お子様に関する相談の際、母子手帳、通知表などをお持ちいただくと参考になります。また、以前発達検査を受けたことがある方は検査結果をお持ちください。
・子どもだけでカウンセリングはできますか?
お子様だけでのカウンセリングはお断りいたしております。18歳未満のお子様のカウンセリングには保護者の同行をお願いいたします。
ウェクスラー式知能検査は70年以上の歴史を持つ検査です。現在、全体的な知的能力や記憶・処理に関する能力を測るテストとして現在世界20数か国で使用されており、国際的にもその信頼性が高く評価されています。
対象年齢はWISC-Ⅳは、5歳0ヶ月~16歳11ヶ月の子どもを対象とし、WAIS-Ⅳは16歳0ヶ月~90歳11か月の大人を対象としています。
発達検査を受けるメリットとしては、幼いころより感じている不適応感、生きづらさがあっても、何が原因なのかがわからず自分を責めてうつ状態になってしまったり、自分なりに努力をしているのになかなか問題が改善されず、ますます不適応感を強めてしまう、ということもあると思います。原因がわからなかった問題をより発達検査を実施することで、客観的なデータをもとに原因を探り、適切な対処の仕方を考える一つの材料として検査が役立つ可能性があります。
学業不振、友人関係を築けない、コミュニケーションが苦手、集団行動が苦手、仕事でのミスが多い、できることとできないことの差が激しい、仕事が長続きしない、夫婦関係、親子関係がうまくいかない、などでお悩みの方にお勧めいたします。
以前WISC-Ⅳ、WAIS-Ⅳを受けたことがある方が再度検査を実施する場合は、回答を記憶し正確な結果がでなくなってしまうことから、最低でも1年程度、できれば2~3年の間隔をあけることが望ましいとされています。
なお、検査結果は、得意不得意を把握する上で便利な手段となりますが、その結果だけで発達障害の診断が確定するわけではありません。
検査の結果は、当日フィードバックいたします。結果をふまえて、得意・不得意や課題について検討し、得意なところをどのように生かすか、不得意なところをどのようにカバーしていくかを一緒に考えていきます。
1.お問い合わせ・ご予約
・完全ご予約制ですので、予約フォームにてご予約ください。予約日の3日前まで予約を受け付けます。
・現在、心療内科などの医療機関に通院中の方は、発達検査が医療機関での治療の妨げとならないよう、主治医に発達検査を受けることの相談をお願いいたします。
・ご相談内容や心身の状態などによっては、発達検査をお引き受けできない場合がありますので、予めご了承ください。
2.ご来室
・検査前に、簡単に検査の目的などを聞き取りさせていただきます。
・お子様の検査の場合、母子手帳や通知表、過去に受けた発達検査の結果等がありましたらご持参ください。
3.心理検査実施
・心理検査の実施には、約90分~120分程かかります。
・検査を受ける方の負担が大きい場合には、複数日で実施することもございます。
4.フィードバック面接
・心理検査終了後、30分~60分ほどお時間をいただき、検査結果を算出後、検査結果を詳しくご説明します(約30分)。(近隣には、マクドナルド、モスバーガー、ケンタッキーフライドチキン、ガストなど多数の飲食店がございます。そちらの店舗でご昼食をお召し上がりいただくこともできますし、当ルームでご休憩いただくこともできます。)
・知的な機能や性格傾向、対人関係の特徴について振り返るとともに、 学校や職場など生活場面で配慮すべき点や今後の支援法がわかります。
・検査結果はご本人様へ書面でお渡しいたします。
5.キャンセルについて
・完全予約制のため、予約変更・キャンセルは必ず予約日2日前までにご連絡ください。
・予約変更・キャンセルともに1日前から当日までは所定金額の100%をキャンセル料として申し受けます。
・連絡のないキャンセルは所定金額の100%をキャンセル料として申し受けます。
・連絡のないキャンセルや予約変更・キャンセルが繰り返される場合、以降の予約をお断りする場合があります。
<Q&A>
・心理検査を受けたら発達障害の診断をしてもらえますか?
医療機関ではありませんので、診断をすることはできません。ご本人の個性を客観的に理解し、困難に合わせた適切な支援につなげるための心理検査とお考えください。
・検査結果を他機関(学校、職場、医療機関等、)に渡したいので報告書を作成してほしい。
検査結果のデーターは書面にてお渡しいたします(料金に含む)。他機関への詳しい報告書をご希望の方は、文書作成料として2,000円(税込み)申し受けます。
<カウンセリング利用規約>
下記の事項をご利用者とカウンセラーが相互に了解の上、カウンセリングを開始するものとします。
1. 当ルームのカウンセリングは医療機関ではありません。したがって、診断、薬の処方、保険の適用などはできかねますのでご了承ください。
2. 現在、医療機関に通院中、あるいは薬の処方を受けておられる場合には、予め主治医にご相談の上、ご自身の責任においてご利用ください。
3. カウンセリングの安全を脅かす行為(自傷や他害行為)があった場合などは、カウンセリングをお引き受けできない、または中断する場合があります。万一の事故発生の場合、ご本人・ご家族、その他の利害関係者に対して損害賠償を含む法的な責任を負うものではありません。
4. 公認心理師は、十分な教育訓練によって習得した専門的能力の範囲内において援助をいたします。しかし、範囲外の事柄については、適切に対応できる機関に援助を依頼する場合があります。
5.公認心理師、臨床心理士には守秘義務がございます。お話しされた内容を外部に漏らすことはございません。しかし、①明確で差し迫った生命の危険があり、攻撃される相手が特定されている場合、②自殺等、自分自身に対して深刻な危害を加えるおそれのある緊急事態、③虐待が疑われる場合、④クライエントのケアに直接関わっている専門家同士で話し合う場合、④法による定めがある場合、⑤裁判所より情報の開示命令があった場合、⑥クライエントによる明確な意思表示がある場合、は守秘義務の例外とさせていただきます。
2. ご相談は、ご予約いただいた時間内となります。開始時刻を過ぎて来室の場合も、終了時刻は変わりませんのでご了承ください。
<ご予約の変更とお支払いについて>
・お支払いはカウンセリング当日、直接お支払いください。(現金のみ)
以上
栃木県生まれ
早稲田大学人間科学部卒業
航空会社、旅行会社勤務
作新学院大学心理学研究科修了
平成25年 臨床心理師資格取得
平成31年 公認心理士資格取得
栃木県スクールカウンセラーとして、県内の公立小中高校でのカウンセリングを行っています。